2023年5月のGWにソウル一人旅をしました。
直前に特典航空券を取り直すという珍事？！を経ての旅となりました。
今まであまり気にしたことがありませんでしたが、繁忙期のGWも特典航空券の直前開放があることが分かりました！
本記事では、特典航空券の直前開放スケジュールと予約を取り直す際のポイントをご紹介します。
Contents
取り直し前の予約詳細
約10ヶ月前にGWの羽田→金浦便を発券しました。
約10ヶ月前、このときはまだコロナ禍でしたので、とりあえず予約しておこう！またキャンセルするのかな～などと期待薄で発券しました。ソウルは初めてじゃないし、一人だし、サクッと行って帰ってこようと思っていました。
通常繁忙期は避けて発券しているのですが、仕事の都合上、今年は有休をあまり取れないことから初めてGWの繁忙期真っ只中に予約してみました。
フライトを変更したい！
と思い始めたのは、2023年2月の台湾旅行後から。
3年ぶりの海外渡航をし、GWのソウル旅も行かれると確信した頃です。
往路午後便、復路昼便で予約したため、現地滞在時間は実質1日しかありません。
時間足りなくない？
もっと滞在したいよね・・・
なぜこんなフライトを予約したのかしら？？？
ちなみに発券時はどのフライトも選び放題でした。
往路はラウンジに寄ってゆっくりしたい事情があり笑、復路12時台のフライトを変更したい。
12時台のフライトとなると空港に10時すぎに着かないといけません。
フライト前に金浦空港のロッテマートで買い物したい！色々欲が出てきました・・・
→最終便の19:20に変更したい！！
JAL 特典航空券 マイル数変動
ここから私の執念が始まりました！
出発１ヶ月前からちょこちょこと空席をチェックしましたが、GW期間は「満席」表示ばかり。
直前開放（←あると信じていた）にかけるしかないと、出発10日前から毎日ストーカーのごとくJALサイトにアクセス。
すると、ポツポツ空席が表示されるようになりました。
しかしながら、JALは国際線特典航空券PLUSを導入しているため、マイル数が高騰。
ソウルまで片道7,500～10,000マイル（基本マイル）で行かれるところ、38,500～41,000マイル表示。
いやいやあり得ない。欧米に行かれるじゃない。
JAL 特典航空券 変更不可
そして、執念の結果、搭乗１週間前に手ごろなマイル数で希望のフライトの空席を見つけました！
早速、サイトから復路を変更して～と思ったらできない・・・
そうです、JALの特典航空券利用のルールが変更になっていました（知っていたのですが、頭になかった）
予約変更はできません！
じゃあ、どうする？片道のみキャンセルすれば良いか？
一部の取り消し・払い戻しはできません！
ヒェーーー やはり3年間海外旅行に行かれなかった代償は大きいですね。色々疎くなっていました。
というわけで、フライトは往復キャンセルをして往復取り直す（再予約）するしかありません。
繁忙期にハードル高い・・・涙
そもそも往復空席がなければ取り直しはできません。しかもマイル数は高騰・・・
ここで一旦諦めかけました。そして、すぐまたストーカーに戻り往復の空席チェックの日々笑
すると、往路出発4日前、朝は空席がなかったのに、夜に空席が出現！！しかもマイル数がお手頃♪
しかし、復路は空席があるもののマイル数が微妙・・・
ここはもうマイル数は妥協して取り直すことにしました。
いざ取り直すとなると、キャンセルしている間に空席がなくなるのでは？と心配になります。
取り直しの間の空席がなくなって、ソウル旅ができなくなる？？？どんどんマイナス思考になります笑
JGCデスクに電話して取り直しをお願いしたくても夜のため既にデスクはクローズしています。
翌朝まで待つと空席がなくなりそうな気がします。
あれやこれや考えて、一か八か賭けに出ました。
何度もサイトをリロードしては空席があることを確認し笑、既存予約をキャンセル
⇓ （我が家の回線遅い！と思うほど時間が遅く感じました）
キャンセル確定後、すぐに希望のフライトを予約しました。
心臓バクバクです笑
勝手に10時に空席が更新されると思っていましたが、直前になると1日何度も座席は開放（更新）されるようです。
さて、無事に往復共に予約を取り直すことができました。取り直しは念の為、片道ずつ発券しました（学びました！）
なぜなら、復路のマイル数が29,000マイルと高騰していたのです・・・
普通なら予約しないレベルのマイル数です。
しかし、昨今のサーチャージ高、GW真っ只中の予約、次に行かれるのは多分来年以降・・・諸々考えると今回は希望のフライトで行きたかったので妥協しました。そして、あわよくばマイルを取り戻す気満々です。
そしてそして、復路出発5日前。なんと復路便のマイル数が下がっている！！涙
そもそも私が予約した１席で一旦満席になったのですが、また席が解放されたのです。と同時にマイル数が下がった模様。
はい、片道予約しておいて良かったです。
キャンセル手数料3,100円はかかりますが、取り直しをすればマイルの差額は返却されます。
29,000マイルで予約しましたが→17,000マイルに下がっているので→12,000マイル戻ってきます。
マイルを取り戻すために3,100円払いますよ。
復路のマイルを取り戻したい一心で片道ずつ予約を入れて正解でした♪
国際線 開放スケジュール
GWの繁忙期でさえ、直前に特典航空券枠が開放される可能性があります。
では、どのタイミングで座席は開放されやすいのでしょうか。
特典航空券の発券 出発の48時間前まで
Webサイトでのご予約のお申し込み受付期限は、第一区間出発の48時間前（出発地時間）までです（JAL公式サイトより）
受付期限が締め切られた場合は、下記4月30日のように「マイル設定がありません」とグレーアウトされます。
開放されるタイミング
下記は4/29時点の金浦→羽田便の空席状況です。
5/5と6は帰国する人が多い日です（満席に近い状況）
5/5の便を取り直したくて何度もチェックしていたのですが、前日の4/28の時点では5/5は空席ゼロでした。
搭乗6日前の4/29になると、なんと空席が開放されました。
しかし、マイル数は36,500マイルと高騰しています。空席も1席のみでした。
翌日4/30、搭乗5日前に再度チェックしてみると、5/5のマイル数が36,500→29,000マイルに下がってる！！
空席が2席になったため、マイル数が下がったようです。
とこのように搭乗1週間前になると急に動き始めます。
満席表示だった便でも、1-2席は空席が表示されるようになりました。
マイル数に関しては正直予想できないのですが、座席数に連動しているようなしていないような・・・
残席１席でも、17,000～47,000マイルぐらい幅がありました。
個人的な所感となりますが・・・
直前の方が動きは激しいですが、満席に近いフライトほどどんどん刈り取られます。
〇〇マイル以内ならOKなどある程度妥協は必要かと思います。
納得できる範囲のマイル数でしたら、早めに発券するのが確実だと思います。
エコノミー狙いでも、マイル数が高騰した場合、エコノミーよりプレエコの方が少ないマイル数になっていることが多々あります。
ソウル便のようにプレエコの設定がない場合は、エコノミーとビジネスのマイル数の差が2,000～3,000マイルなんていうことも！
短距離ではありますが、2,000～3,000マイルの差ならビジネスの発券もアリではないでしょうか。
取り直し後 予約詳細
最終的に下記の通り発券しました。
変更前：往復22,000マイル＋諸費用11,000円
↓
変更後：往復34,000マイル＋諸費用15,000円
追加でかかった費用総額 10,200円
諸費用差額：4,000円
キャンセル代3,100円X2回分 6,200円（往復キャンセル1回、復路キャンセル1回）
12,000マイル増え、10,200円持ち出しが増えて、一体何をやっている感満載ですが・・・
最終的に希望のフライト、納得のいくマイル数で予約を取り直したので悔いはありません。
JAL 特典航空券 発券ポイント
もがきまくって学んだことです・・・笑
✔とにかく早く発券する（予定は未定でも可能性があれば予約をいれる）
→少ないマイル数で発券するためには早く動くしかありません。
✔片道ずつ発券する
→今回学びました笑
万が一気が変わった場合、最小限の出費で取り直しできます。
往復の取り直しは本当に大変です。
今回は1人分でしたので何とかなりましたが・・・2人分はかなり微妙、3人分でしたら絶対に無理でした。
片道ずつ発券しておけば、万が一、往路、復路の日程を変えたい場合にも対応しやすいです。
✔１人分ずつ発券する
こちらは我が家にあり得ることですが・・・
例えば子どもと行く予定にしていて、やっぱり行かないとなり自分だけ行くことになった際、子ども分と同一予約にした場合、上記往復で発券した状況と同様になります。1人分だけキャンセルすることはできません。
全ての予約をキャンセルしてから、１人分を取り直す必要があります。
キャンセルをすれば空席は開放されると思いますが、マイル数は上がっている可能性大。
子どもが大きくなると学校行事等で忙しくなりますので、なかなか先の予約は難しくなります。
18歳以下の子どもの特典航空券を発券する方法
ファミリーマイルを使用して、子どもの特典航空券を発券する方法についてご紹介します。
今回学びましたので・・・「子どもの特典航空券のみ」発券しようと、子どものアカウントでログインし、予約しようとすると
「マイル数が足りません」とエラーがでました！
確かに子どもが保持しているマイル数では足りません。が、ファミリーマイルで予約するのに何故？？？
予約しようとした子どもは18歳以下でした。これがNGの理由です。
18歳以下の子どもの特典航空券を発券する方法は下記の通りです。
①18歳以上の家族のアカウントでログインします（今回の場合「母」）
例：ソウル行きの片道
②下方の「ログインしている会員ご本人が搭乗する」の✔を外します
（デフォルトでは✔が入っています。JALアプリの場合は「詳細」から✔を外すことができます）
③下記赤枠の必要事項を入力します
※JALマイレージクラブ番号を持っている場合は「青枠」に入力します。
→入力しておくと、搭乗者がログインした際に予約が紐づけられ、搭乗者のアプリに反映されます。座席指定等もできるので便利です。
クレジットカード決済等は通常通りで大丈夫です（親のカードで決済）
以上で、18歳以下の子ども分の予約をすることができます。簡単ですね。
終わりに
今回のソウル旅計画では、JALサイトに何回アクセスしたことでしょうか・・・
何回も払い戻し、予約をし、予約が完了するまでは空席がなくなるのではないかと生きた心地がしませんでした笑
おかげで？以前から気になっていた特典航空券の直前開放枠というのを実感（研究）することができました。
日程やタイミングによって、必ずしも開放されるとは限りませんが、GWの繁忙期でさえ、マイル数はともかく・・・ほとんどの便が開放されました。
座席が開放されてもすぐに刈り取られてしまいますので、自分と同じような方、もしくは直前発券を狙っているライバルが多いと実感しました。
JALの特典航空券の運用方法は、改悪されてしまいましたが、今後は変更の可能性を視野に入れて片道ずつ発券する工夫が必要だと思いました。
さて、既に来年のGWの戦いは始まっています笑
優柔不断な私も一応発券完了しました（行くかどうかはこれから決めます）
手持ちのマイルが少なくなってきましたので・・・これからもマイルをじゃんじゃん貯めて飛び立ちたいです♪
