2022年7月、【インターコンチネンタル横浜 Pier 8】のクラブラウンジ付きのお部屋に宿泊しました。
「一休.com」からお得な価格で予約することができました。
「インターコンチネンタル横浜 Pier 8」のみなとみらいビューの客室、クラブラウンジや朝食の様子、また宿泊者が無料で参加できるクルーズについてご紹介します。
Contents
インターコンチネンタル横浜 Pier 8 概要
「インターコンチネンタル横浜 Pier 8」(以下Pier 8)は2019年10月にオープンしたIHG系列のホテルです。
「インターコンチネンタル横浜」と聞くと、私世代はどうしてもヨットの帆をイメージした「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」が思い浮かびます。
「Pier 8」は、みなとみらいの複合商業施設「横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)」内の3~5階に位置しています。
ホテルエントランス側の「横浜港新港ふ頭 8号岸壁」が「Pier 8」の名前の由来となります。
アクセス
「Pier 8」へ電車でアクセスする場合は、どの駅からも少々歩きます。
電話:045-307-1111(代表)
※ホテル駐車場(\2,000/泊)
- 横浜高速鉄道みなとみらい線 「馬車道」駅4番出口より 徒歩約10分
- 横浜高速鉄道みなとみらい線 「みなとみらい」駅より 徒歩約12分
- JR京浜東北線・根岸線 「桜木町」駅より タクシー約7分、徒歩約15分
- JR・各私鉄・市営地下鉄 「横浜」駅より タクシー約15分
どの駅からも徒歩10~15分ほどかかりますが、駅から「Pier 8」までの道のりは、ザ・横浜な観光名所やショップなどが沢山あるので、感覚的にはそこまで歩いた感じはしません。
横浜観光スポットを周遊しているバス「あかいくつ」の停留所が、ホテル前の前にあります。
横浜中華街駅や観光スポットから移動される場合はとても便利です。
車内はレトロな雰囲気
地元の方の移動ツールにもなっているようです
YOKOHAMA AIR CABIN
「馬車道」駅から「YOKOHAMA AIR CABIN」でアクセスしました。
我が家は、馬車道駅反対側でランチをし、その後馬車道駅のスタバで娘がオンライン授業に参加するというミッションがあったからです(笑)
馬車道駅→桜木町駅まで5分ほど歩きました。
桜木町駅からは、2022年4月にオープンしたロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」を利用しました。
「YOKOHAMA AIR CABIN」は桜木町駅←→運河パーク(みなとみらい)を結ぶ世界最先端の都市型循環式ロープウェイです。
所要時間は5分程度、料金は片道1,000円程度です(高っ)
観光向けの乗り物ですので、話のネタに1回乗れば十分ですね・・・
近未来的な感じがしますね。夜景も綺麗だと思います。
ロープウェイの下には、歩道があるので、徒歩で行くこともできます。
ロープウェイに乗る場合は、乗り場へのエレベーターを並んだりしますので、正直徒歩の方が早いです(笑)
さらにチケットを購入するためにも並ばなくてはなりません。
当日乗車直前でも購入できる前売りチケットがおすすめです。
「kkday」で、チケットを購入することができます。
事前にチケットを買っておけば、チケット売り場で並ぶ必要がありませんので、時間短縮になります。
料金は同額、直前でも買えるのが便利ですね。
「kkday」でチケットを購入するとQRコードが送られてきます。
こちらのQRコードを改札のような所にかざせばOKです。
一休.comから予約
「Pier 8」のクラブラウンジの良い評判を聞いていたので、以前から気になっていました。
しかし料金がお高く躊躇していました。
少しでもお安く滞在するには(どのホテルにも言えることですが)、土日、祝日を避けることがまず第一。
そして、我が家のように土日のどちらからに滞在したい場合は、金土よりは「日月」に滞在するとお安くなります。
家族3人利用で、クラブラウンジ付きとなると最初は9万円台でした・・・
夏休みのハワイをキャンセルしたので代替えにと思い奮発して一旦予約しました。
すると一休のキャンペーンで、16時チェックイン、11時チェックアウトのプランが出てきました。
なんと「64,607円」と破格なプランでしたので、早速乗り換えました!
1人2万円ちょっとはお得すぎる~
「Pier 8」の一休ダイアモンド会員特典は下記の通りです。
11時チェックアウトのプランでしたが、レイトチェックアウトの提案はただけませんでした。
(どちらにしてもホテルを10時台に出発しなくてはならなかったのでレイトチェックアウトは不要でしたが)
また2,000円のホテルクレジットの案内もなかったのです・・・
クラブラウンジ付きでしたので、インルームダイニング等利用する予定はなかったので、まあ良いのですが・・・
案内だけでもいただきたかったなぁ(一休との連携が取れていないのでしょうか?)
このように「一休.com」では、頻繁にキャンペーンを行っていますので、こまめにチェックしてみてください。
少しだけ短時間の滞在となりますが、料金がお手頃になるのであれば良いですよね。
チェックイン
「Pier 8」は、「横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)」内の3~5階にあり、ホテルのエントランスはハンマーヘッドの側面となります。
いわゆる普通の?!ホテルのエントランスを想像するとちょっと拍子抜けします。
車寄せ兼エントランスで、宿泊予約をしている旨伝えるとすぐに荷物を受け取っていただき、2階のフロントへ案内されました。
こちらのバスが「あかいくつ」
ホテル前が停留場になっています
エントランスから中に入ると、おおおおおーよく見るアレだ!!笑
「Pier 8」名物のらせん階段が現れます。
こちらの階段で2階へ上がることもできますし、エレベーターでフロントがある2階へ行きます
「Pier 8」には、普通のホテルのようなロビーはなく、フロントでチェックインを申し出ると、窓際にあるソファ席に通されます。
しかしながらソファエリアは3ヶ所しかないので、全部埋まっている場合は、脇に並べられた椅子でチェックインをしている人も見かけました。雰囲気が雲泥の差・・・
またフロント横には、レストランがあります。テラス席もあり、雰囲気はとても良いです。
(夏場は暑くて無理ですが・・・)
またこちらのレストランは週末のみ朝食レストランになるようです。
横浜とは思えないリゾート感があります。素敵♪
前方には赤レンガ倉庫
我が家のチェックインには外国人スタッフが対応してくださいました。
とても感じが良かったです。
一休の特典については案内がありませんでしたが・・・
客室の冷蔵庫のソフトドリンク類が無料との案内がありました。
また時間的に早かったのですが、16時を待たずにお部屋の案内もありました。
子どもの一人が遅れてくる旨をお伝えすると、エントランスのスタッフに伝えておいてくださり、スムーズな連携が取れていました。
フロント階にある化粧室もおしゃれ
ルーフトップを散策しました。夏は暑い!!笑
綺麗な夜景が見られると思います
昼間は誰一人いませんでしたが・・・
夜はバーがオープンするのかな?(そんな雰囲気はゼロ)せっかくのロケーションなのに勿体ない
客室の種類
「Pier 8」の総客室数は173室。
高い建物を建てられないエリアなのでしょう。最上階が5階となります。
- 1ベッド クラシック 46㎡
- 2ベッド クラシック 46㎡
- 1ベッド クラシック ヨコハマハーバービュー 46㎡
- 1ベッド クラシック みなとみらいビュー 46㎡
- 2ベッド クラシック ヨコハマハーバービュー 46㎡
- 2ベッド クラシック みなとみらいビュー 46㎡
- 1ベッド プレミアム 60㎡
- 2ベッド プレミアム 60㎡
- 1ベッド スイート クラブアクセス 81㎡
客室は最低でも46㎡からというゆとりがあります。
上記客室のカテゴリには、「クラブ」と付く、クラブラウンジにアクセスできる客室があります。
部屋の広さや設備は同様です。
2ベッド クラブクラシック みなとみらいビュー 客室の様子
「Pier 8」に宿泊するのなら絶対に「みなとみらいビュー」にしようと思っていました。
今までに宿泊した「コンラッド」「メズム」もそうですが、ベイビューがあるホテルは、やはりベイビューに宿泊した方が満足度が高いと思います。多少お値段は高くなりますが、何度も宿泊するわけではないですから・・・
お部屋は最上階の5階にアサインされました。
エレベーターを降りると客室へ繋がる廊下に自動ドアがあります。
ルームキーをかざして入ります。セキュリティーがしっかりしています。
すぐにクラブラウンジがありました。
「Pier 8」は横長のホテルです。クラブラウンジを通りすぎて、歩いて曲がって歩いて・・・まだ?なぐらい歩いた所のお部屋でした。横長ですから仕方ありませんが、クラブラウンジへ行くとき、外出する度にこの距離を歩くので、結構大変でした。
足が悪い方やあまり歩きたくない方はエレベーター近くのお部屋をリクエストしてみてください。
513号室
入り口を入るとクローゼット、荷物を置くスペースも十分あります
パジャマはサラリとした素材で着心地良いです
直進するとウェットエリア、左方向へ行くとトイレと客室があります
客室へは2方向からアクセスできます。
直進したところにあるウェットエリア
シングルシンクでコンパクトな造り
最近お決まりの?!ヘアアイロンを事前にリクエストしておきました
(インターコンチにしてはチープなアイロンでした・・・)
必要なアメニティは揃っています
左側には十分な広さのバスルーム
バスルームは、ボタンを押すと見えなくなりますのでご安心ください(笑)
その先が客室です
では、ウェットエリアと反対側をご紹介します
通路にはトイレがあります
そして客室へ
(この造りですと、廊下のスペースが勿体ないと感じたのは私だけでしょうか?←貧乏性)
客室をご紹介します
3名1室ですので、ベッド3台を用意してもらいましたが、ソファベッドなので寝にくい・・・
3台目のベッドはソファになりますので、2名1室の場合は、窓際にソファが設置され、景色を楽しむことができます
バーコーナーはおしゃれな収納風
上段の引き出しにはグラス類が収納されています
中段の冷蔵庫内のソフトドリンクは無料でいただけます(10本ほどあったので嬉しいです)
下段の引き出しにはケトルなど
窓側からの客室の様子
テレビはYouTubeやNetflixに対応
ベッドサイドには、USBの挿し口あり
スピーカーかと思いきや虫よけ・・・ ライトもおしゃれ
みなとみらいビュー 夜景もとても綺麗でした(夜景は反射してしまい綺麗な写真が撮れませんでした)
3人利用でも十分な広さの客室で、居心地は良いです。
クラブラウンジ
「Pier 8」には、クラブルーム or スイートルーム宿泊者専用のクラブラウンジがあります。
クラブラウンジは5階のエレベーターを降りて、自動ドアを入ったすぐの場所にあります。
エレベーターホール
カードキーをかざして入室します。
ラウンジの入り口にスタッフはいません・・・
奥に行くとスタッフが部屋番号をチェックし、席に案内されます。
クラブラウンジは400㎡ほどあり、とても広いです。
窓際は2名かけのため、我が家のような3名利用ですと、常に真ん中のテーブルに通されました。
小さなお子様連れファミリーは奥の方に通されていましたので、お子様の声などに配慮されています。
2022年7月時点の「Pier 8」のクラブラウンジはプレートでの提供となります。
クラブラウンジの運用は下記の通りです。
- 朝食:7:30 – 11:00
- アフタヌーンティー:14:00 – 16:30
- カクテルタイム:17:30 – 19:30
- ナイトキャップ:19:30 – 21:00
アフタヌーンティー 14:00 – 16:30
アフタヌーンティーは3段トレイで提供されます。
有償でいただくアフタヌーンティーのようなボリューム満点の3段トレイです。
セイボリーはプレートで提供されます
目にも美しく(可愛く)どれも美味しくいただきました。満足度が高いです
クロテッドクリームはたっぷり欲しい・・・
飲み物の種類は豊富、アルコールもいただくことができます。
カクテルタイム 17:30 – 19:30
カクテルタイムでは、冷製オードブルと温かいプレートが提供されます。
冷製オードブルはどれも美味(お酒に合うメニュー)
温かいプレートは、鯛のムニエルやラム肉が。
鯛のムニエルは紙に包まれており、一口サイズなのに太い骨が入っていて食べにくかったです。
ラム肉も好みが分かれますよね・・・正直口に合いませんでした。
この後クルーズを控えていたためノンアルコールカクテルをいただきましたが、「原液ですか?」なぐらい甘ったるいカクテルが出てきました(甘党の私が甘ったるいというレベル)
ちょっとこれはさすがにクレームを言いたくなりました・・・
(言いませんでしたよ。宿泊後にサーベイが送れられきたのでそちらに記載させてもらいました)
ナイトキャップ 19:30 – 21:00
クルーズに大満足し、ラウンジを再訪しました。
ナイトキャップはまったりできて良かったです。
日曜日泊ということもあり、クラブラウンジは全体的に空いていました。
ゆっくりできるクラブラウンジは最高です。
朝食 7:30 – 11:00
「Pier 8」の朝食では、ステーキを朝食にいただける♪と話題です!
子ども達はステーキをオーダーしました。
私はいつも通りコンチネンタルブレックファストをオーダーしました。
好みのジュースをチョイス、サラダ(パサパサ感が・・・)
ポタージュとパン
メインのステーキ
コンチネンタルブレックファスト(好みの卵料理をチョイスできます)
ステーキの方にはフルーツが付きません。
コンチネンタルブレックファストには、ステーキ同様のサラダとフルーツ、パン類はデニッシュ系。
うーん、全体的に満足度が低いです。
朝食には、やはりヨーグルトやフルーツをいただきたいですし、パン類も好きな物をいただきたいと思いました。
そして、この日は平日、クラブフロア以外の宿泊者の朝食会場もクラブラウンジとなります。
(フロントフロアのレストランはクローズしているので)
前日のラウンジは空いていましたし、前日お見かけしたことがないゲストが沢山いたので気がつきました。
稼働率によっては、朝食会場を分けるのかもしれませんが、前日まで空いていたクラブラウンジが、朝食時間帯だけは結構な人が利用していました(混雑というほどではありません)
小さなお子様連れファミリーも多く、若干騒がしい・・・
これは残念です。クラブフロアを予約した意味よ。
ホテル専用クルーズ船 「ル・グラン・ブルー」
宿泊者限定で、ホテル専用クルーズ船に無料で乗ることができます。
時間:16:30 or 19:00
チェックインの際に「横浜の夜景を楽しめます♪」とご案内いただきましたが、船酔いが心配な私と娘はかなり躊躇しました。
しかし、息子の強い希望で参加を決めました。
決めるまでクラブラウンジのスタッフに「酔いますかね?」と聞いたりして。
「お客様の三半規管次第です」なんて言われちゃいました(笑)
参加したい場合は、クラブラウンジのスタッフに伝えると予約を取ってくださいます。
しかしながら、クラブラウンジとクルーズの両方を楽しむ場合には、ちょっと悩みます。
16時半のクルーズなら良いのですが、夜景を楽しみたいなら、19時の一択となります。
この場合、クラブラウンジの利用時間が慌ただしくなります。
アフタヌーンティーをいただいてから、19時までにカクテルタイムをいただかないといけません・・・
(2泊できたら良いかもしれませんが、そういうわけにも・・・)
クルーズを利用する場合は、予約時間の10分前に1階の階段周辺に集合します。
この日は10組ほどの方が参加しました。
ホテル目の前の「横浜港新港ふ頭 8号岸壁」にホテル専用クルーズ船が停船しています。
クルーズ船までホテルスタッフが誘導。
こちらがホテル専用クルーズ船 「ル・グラン・ブルー」
全員集合したところで出発
ホテルスタッフがマイクで、現在地の説明等をしてくれます。
ターミナル機能を持っている大さん橋、通称「くじらのせなか」など知らないことばかり。
みなとみらいの夜景
思わず「うわー」と声が出ます
「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルグランド」の一番上の光っている部分のお話をご存じですか?
「みちびき」という名の女神像がいます。横浜の飛翔、さらには世界の平和を願って設置されました。
女神像を見つけると幸運が訪れるそうです(スマホをズームしてガン見しました)
さて、船酔いですが・・・船が停船しているときは揺れましたが、動き始めたら問題なかったです。
出来るだけ座らないようにして、甲板?に出て海風を感じるようにしていました。
美しい夜景が見られて良かったです。
クルーズおすすめします♪
Pier 8 周辺情報
周辺というほど近くはありませんが、「Pier 8」の行き帰りに我が家が立ち寄ったお店です。
生香園
馬車道にある周富輝氏のお店で中華料理をいただきました。
本館と新館があり、周さんは今でも店頭に立たれています。
横浜中華街
自宅に帰宅する際には「Pier 8」の前からバス「あかいくつ」で横浜中華街まで行きました。
横浜スタジアムなど観光名所を通るので楽しいです。
ハンマーヘッド内 セブンイレブン
「Pier 8」が併設されている商業施設「ハンマーヘッド」内には飲食店が多数入っています。
1階にはセブンイレブンがあり、こちらのお酒の種類が半端なかったので共有します。
こんなに種類豊富なお酒(しかも海外もの)を揃えているセブンはなかなかないですよね。
終わりに
以前から気になっていた「インターコンチネンタル横浜 Pier 8」にお得な料金で滞在することができました。
観光に便利な立地で、ハード面、ソフト面とバランスが取れた素敵なホテルです。
また曜日をずらしたことで、とても空いていたのも良かったです。
クラブラウンジ体験ができたので思い残すことはありません(笑)
今回のことで、クラブラウンジはビュッフェスタイルで好きな物を楽しめる方が私には合っていると思いました。
「シャングリ・ラ東京」「リッツカールトン東京」とコロナ禍のクラブラウンジはプレートでの提供を体験しました。
やはり口に合わないものもありますし、自分のペースでいただくことができないので、なんとなくリラックスできない。
本来の意味の「ラウンジ」とは違うなぁ~と感じていましたが、「Pier 8」に滞在して再確認しました。
ホテルのランクは下がりますが、個人的には「プルマン東京田町」のクラブラウンジスタイルが好みです。
「リッツカールトン東京」のクラブラウンジは、一部ビュッフェスタイルが再開したとのことですので、再訪したいです。