ANAやJAL、日系航空会社のマイルは有効期限が36ヵ月（3年間）です。
今回ひょんなことからANAマイルの有効期限を延ばすことができたので、情報共有いたします。
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ANAやJALマイルの有効期限は3年間
ユナイテッド航空、アメリカンエアライン、アラスカ航空など外資系航空会社のマイレージは実質有効期限がない中、日系航空会社のマイレージは有効期限3年間がネックですよね。
ファミリーマイル（家族のマイルを統合する）なら何とか貯まりますが、一人ではなかなか貯まらないのがツライところです。
我が家はマイルを貯めて、特典航空券で海外旅行をしています。
しかしながら、正直ANAマイルは上手く使えていません・・・
なぜなら、ANAマイル利用の国際線特典航空券は、往復の発券が必要だからです。
すなわち、往復の空席を見つけなくてはいけません。
1～2名ならどうにかなりますが、4名となると非常にハードルが高いです。
よって、ANAマイルは国内線メインで使用していました。
ところが、ANAマイルの有効期限が近づいてきました！
国内線に使用する予定はなく、何とかANAマイルを有効活用できないか検討しました。
ANA SKY コインへ交換する
ANA SKY コインとは、航空券や旅行商品などに利用できるコイン（ポイント）です
10コイン=10円
マイルをANA SKY コインに交換すると、有効期限が「1年間延長」されます。
通常の交換率は1：1ですが、ステータスによっては、1.2～1.7倍まで増やすことができます。
※1.7倍の場合、10,000マイル→17,000コイン（17,000円） に交換することができます。
ANA SKY コインで航空券を購入するとマイルが貯まるのもメリットです。
しかしながら、我が家の場合、有償でANAに乗ることはないので、ANA SKY コインに交換しても使い道がないのです・・・
ANA Payにチャージする
ANA Payとは電子マネーです。
1マイルからチャージすることができ、1マイル＝1円 で使用することができます。
iDの支払いとなるため、コンビニなどで使うことができます。
ANAマイルは特典航空券の発券に使うのが一番お得
マイルの使い道は、特典航空券の発券が一番お得
今更感がありますが、色々考えても行き着く答えはこちら↾です。
有効期限を把握しながら、余裕をもって特典航空券を発券する！が理想です。
やっと本題です。
有効期限間近のANAマイルで一人旅を発券しました。
有効期限が迫っていること、旅行できる日程が限定されていたため、適当なプランニングになりつつありました。
それでも、発券当初は納得していたのですが、後から「行き先を変えたい～」となりました・・・
しかし、キャンセルすると既に12,000マイルが失効してしまうことになります。
勿体ない・・・と思いつつ、放置していたところ・・・
提携航空会社の特典航空券 予約便変更のお知らせ
なんと、乗り継ぎ便の変更のお知らせが来ました。
発券した航空券は下記の通りです。
東京→クアラルンプール→シンガポール→東京
クアラルンプール→シンガポール間はシンガポール航空です。
今回こちらのフライトが減便となり、3時間後の次のフライトに変更となりました。
※航空会社では、定期的に運行スケジュールの見直しを行うため、搭乗率の悪いフライトは減便することがあります。
何本も運行している国内線の調整は頻繁に行われます。
本来なら困る～となりますが、今回に限ってはラッキー♪でした。
航空会社都合の運休や変更 無料で振替や払い戻しができます
なぜなら、今回ANA便ではありませんが、ANAマイルで発券した提携航空会社のフライトが変更になった場合も
無料で振替や払い戻しができます。
下記の通り案内が来ました。
■ご予約便の振り替え、払い戻しについて
対象の航空券をご購入済みのお客様は、振替便の手配、または払い戻しを承ります。
お客様ご自身でANAウェブサイトのご予約の確認画面から変更内容をご確認ください。
ANAウェブサイトの予約確認画面では、「了承する」「予約便を変更する」のどちらかを選択することができます。
変更後のフライトでも問題ない場合は、「了承する」を選択します。
変更後のフライトを了承できない場合は、「予約便を変更する」を選択します。
※例えば、乗り継ぎに間に合わない等不都合が生じる場合。
私は後者を選択しましたが、その先には進めませんでした。
このような場合は、問い合わせフォームから問い合わせをします。
払い戻しフォームを利用する
ANAに電話して手続きすることも可能ですが、待ち時間が酷いときがあります。
一般会員ですと、2時間ぐらい電話が繋がらないこともザラです。
急がない場合は、払い戻しフォームから手続きすることをおすすめします。
だいたい2営業日程度で手続きが完了します。
下記払い戻しフォームは、私のように予約便の欠航や変更案内が来た人が対象となります。
（自己都合での変更は対象外です）
※下記①②③の条件を3つとも満たす場合に限り、本フォームで申請いただけます。
①ご予約便に欠航やスケジュール変更が発生している
②発券済かつ全予約区間が未使用である
(同じ予約番号で複数名でのご予約の場合は、搭乗者全員が払い戻しの場合のみ対象、一部のお客様・区間の払い戻しの場合は、ANA電話窓口へご連絡ください。)
③払い戻しの申請日が航空券発行日から1年と30日以内である
※払戻手数料はかかりません。
※マイルは最新口座（有効期限切れマイル含む）へ払い戻しいたします。
※他社マイレージプログラムの特典航空券は、本フォームをご利用いただけません。
再度となりますが、航空会社側（提携航空会社含む）の理由での払い戻しとなるため、救済措置があります。
- 払い戻し手数料が無料
- 使用したマイルは有効期限がリセットされ、全マイル返却（有効期限3年間に延長）
- サーチャージなどの諸費用の全額返金
フォームに必要事項を入力して送信すると、2日後に払い戻し明細書が送られてきました。
マイルの有効期限は、3年間に延長され、即口座に返却されていました。
諸費用は支払いしたクレジットカードへ返金されました（アメックスの場合、すぐに金額が反映されました）
キャンセルを迷っていたフライトが航空会社側の理由で欠航になりました。
そのおかげで無料で払い戻し手続きができた上、マイルの有効期限が3年間延長されることになりました。
なんという幸運でしょう。
今回はラッキーとしか言いようがありませんが、このようなこともあります。
ファミリーマイル利用 特典航空券キャンセル方法
おまけとなりますが、通常の払い戻しの場合も払い戻しフォームから手続きできるようになりました。
以前はファミリーマイル利用の特典航空券をキャンセルする場合、ANAへ電話して手続きするしかなかったので、とても便利になりました。
上記のフォームとは別のものとなります。
※下記①②の条件を2つとも満たす場合に限り、本フォームで申請いただけます。
①発券済かつ全予約区間が未使用である
(同じ予約番号で複数名でのご予約の場合は、搭乗者全員が払い戻しの場合のみ対象、一部のお客様・区間の払い戻しの場合は、ANA電話窓口へご連絡ください。)
②払い戻しの申請日が航空券発行日から1年と30日以内である
※払戻手数料（1名様につき3,000マイル）を差し引いたマイルと税金・料金を払い戻しいたします。
※手続き時点で有効期限を過ぎているマイルは払い戻しできません。
※他社マイレージプログラムの特典航空券は、本フォームをご利用いただけません。
通常の払い戻しフォームは、自己都合でキャンセルをするので、下記注意が必要となります。
- 払戻手数料（1名様につき3,000マイル）が必要
- 手続き時点で有効期限を過ぎているマイルは払い戻しされない
※ファミリーマイルで予約している場合は、親のアカウント情報をフォームに記載する必要があります。
例えば、夫が親アカウント、子アカウントの私名義で発券している場合、
払い戻し情報は「夫」
搭乗者情報は「私」
となります。
最初間違えて記載しており、「会員情報が一致しないため手続きができません」というメールが届きました。
すぐに再申請したのですが、ご丁寧に電話もかかってきました・・・
フォームで手続きができるのは、とても便利だと思います。
