前記事に続きまして、本記事では、国際系学部の併願パターンについて記載します。
また、AO入試で求められやすい提出書類をご紹介します。

 

 

 

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国際系学部 併願パターン

AO入試は併願することができます。

出願平均は3校程度。
もちろん3校以上出願することもできますが、大学ごとの対策に時間を要するので併願数が多いと対策が中途半端になる可能性があります。

娘は第1、第2志望校は高2の秋には定まっており、2校だけ出願するつもりでした。
しかし、手堅い滑り止め校がないことに不安を感じていたのと、塾からも3校の出願を勧められました。

しかし、3校目がなかなか決まらない。
2校を熱望していたので、他に行きたい大学(学部)がないのです・・・

 

 

塾が勧める併願パターン

そこで塾に相談しました。
塾から勧められた併願校は、第1志望校の志望理由書や小論文の言語(英語or日本語)で対策可能な大学(学部)です。

例えば、第1志望校の志望理由書や小論文が英語の場合、同じような募集要項の大学(学部)を勧められます。

理由は、第1志望校の対策を応用できる=時間を取られないからです。

 

出願は8月頃から始まり、10-11月がピークです。
毎週のように、出願→書類提出(スコア直送)→本試験→面接というような流れになり、非常に慌ただしいです。

志望理由書でさえ作成するのには時間を要します。
小論文は、どのような課題が出るか当日まで分からないので、かなりの準備が必要です。
とにかく時間がないので、個別対策を最小限で抑えられる大学(学部)を第3志望校として勧められました。

 

娘は第1志望校が英語ベースでしたので、塾から勧められた英語ベース入試の併願校は、今までノーチェックの学部でしたので、急遽オープンキャンパスに参加しました。
しかし、娘は興味が持てず、進学する気持ちにはなれません・・・

志望しない大学(学部)へ出願するのはナンセンス・・・当たり前ですね!

 

 

併願校決定

併願校が決定したのは、高3夏休みのオープンキャンパス後です。

高2では、早稲田、ICU、上智、立教、法政、明治、青学、東京外語のオープンキャンパスに参加しました。私も参加できる日は同行しました。

そして、出願直前の高3では、志望校の確認の意味で3校のオープンキャンパスに参加。
高3の夏休みは、塾も忙しくなるので、高2のうちに気になる大学のオープンキャンパスにできるだけ参加することをおすすめします。

学校案内やネットで調べた時点では好印象を持っても、実際オープンキャンパスで説明を聞くと「違う・・・」ということが多々ありました(笑)
高2の内にふるいにかけておくと、高3で絞り込みができます。

 

 

娘の志望校3校が決定しました!

志望理由書 小論文(エッセイ) 面接
第1志望校 英語 英語 英語
第2志望校 英語 英語
第3志望校 英語 日本語(事前に提出) 英語

 

散々悩んだ第3志望校は、まさかの日本語小論文(しかも5000文字)が必要な大学となりました。
塾に相談すると、日本語の小論文対策が間に合うか微妙なところ・・・と言われましたが、本人の意思が固かったので、親としては応援するしかありません。

そこから、日本語の小論文クラスを受講し、なんとか間に合わせました。
ボリュームはありましたが、事前提出ができたので助かりました。

というわけで、試験当日までは英語のエッセイと面接のみの対策に集中することになりました。

 

 

AO入試のスケジュール

<高2の夏休み>
・入塾
気になる大学のオープンキャンパスにできるだけ多く参加する

・英語力をつける→ 民間英語試験を受験してスコアを上げる
・高校の定期テスト対策→ 学校評定を上げる

<高3の夏休み>
・民間英語試験受験のラストチャンス
・オープンキャンパスに参加(最終確認)
・志望校決定

高3の9月~出願準備

 

 

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AO入試 提出書類準備

AO入試はとにかく募集要項が細かいです!
書類に不備があると受付してくれませんので、慎重に準備してください。

塾では、志望理由書、小論文、面接対策はしてくれますが、提出書類は全て各自で準備しなくてはいけません。

 

プリンターは必需品

プリンターはあった方が良いです。
出願書類用の紙は上質なものを準備し、インクの予備もあった方が安心です。
募集要項や提出フォーム、志望理由書や小論文など膨大な量をプリントアウトします。

 

こちらは法政GISのサイトです。各大学の受験サイトに行くと学部別、入試別にこのように必要書類をダウンロードできるようになっています。
提出書類はもちろんですが、募集要項なども印刷して熟読した方が良いので、プリンターの出番は多いです。

 

 

高校との連携

提出書類の一部は、高校で準備してもらうので、高校との連携も大切です。
娘の高校は、AO入試に慣れていたのでスムーズに揃えてもらうことができました。
高校で用意してもらう書類については後述します。

 

 

 

提出書類の一例

法政GISの募集要項から提出書類を抜粋しました。

  1. 入学志願書
  2. 写真
  3. 調査書(開封無効)
    高3の1学期までの成績記載、留学中の成績含む
  4. 英語能力に関する証明書(原本)
    TOEFL、IELTS、英検のどれか1つ(IELTSは直送or郵送)
  5. 英語による志望理由書 500 word程度
    GISを志望する理由、入学後の豊富、あなたの人物アピール
  6. 日本語による志望理由書 日本語で2000字以内 ※S基準は免除
  7. 入学志願者紹介状(開封無効)2通
  8. 出願書類チェックリスト
  9. 送付用宛名

 

赤字は高校で用意してもらう書類
青字は塾で対策したもの

 

 

①入学志願書

オンライン上の様式に、氏名等の個人情報を入力し、プリントアウトします。

⑧⑨の書類も同様。

 

②写真

オンライン出願で写真データが必要なので、近所の写真館で撮影しました。
大学によっては、志願書を印刷してから写真を貼るパターンもあります。

 

③調査書(高校が用意する書類)

調査書は開封無効なので中身を確認できませんが、記載項目は下記の通りです。

  • 学校評定
  • 学校での生活態度、健康状態
  • 取得した資格

 

学校評定:
高1から高3の1学期までの評定平均で算出されます。

 

学校での生活態度:
部活や委員会+α
娘は高校の代表を務めていたので、その旨記載してもらいました。

 

取得した資格:
英検や漢検などあらゆるものが該当しますが、最低3級以上でしょうか。
娘の高校では、最新スコア(資格)を得た場合は随時報告するよう指示がありました。

 

 

④英語力に関する証明書

TOEFL、IELTS、英検のどれか1つ(IELTSは直送or郵送)

TOEFLはサイトから成績表を印刷後、スコアを直送します。
IELTSは直送or原本を郵送することになります。

直送というのは、IELTSのサイトから大学へ直接郵送やデータを送ってもらうことです。
SATも同じパターンです。詳しくは次の記事で説明します。

 

 

⑤英語による志望理由書 500 words

志望理由書対策は塾でやってくれます。
娘は留学中にボランティアに参加したこと、将来の夢などを軸に肉付けしました。

念のため、私がスペルチェックとレイアウトチェックをしました。
というのは、塾は大勢の子どもの指導をしているので、スペルミスまで気づかないこともありますし、子どもは何度もその文章を見ているので自分のミスに意外と気づかないものです。第三者のチェックは有効です。

大学によっては、レイアウトまで細かく指定してくるところもあるので、募集要項をくまなくチェックしてください。

 

※⑥日本語による志望理由書は、S基準では免除となりますので省略します。

 

 

⑦入学志願者紹介状 2通(高校が用意する書類)

紹介状(推薦状)を書く人物は学校の教員が指定されることが多いです。
指定様式がある場合は、オンライン上のフォームから作成することができます。
不慣れな教員に依頼する場合は、詳しく説明する必要があります。

言語は日本語、英語どちらでもOKな場合が多いです。
娘の場合は、担任と副担任(ネイティブ教員)に依頼、担任は日本語、副担任は英語で作成しました。

 

※高校に書類を依頼するには?

調査書などは学校ごとに依頼方法が決まっていると思います。
娘の場合は、高校の事務室でクーポンを購入して依頼するシステムでした。

紹介状などイレギュラーな書類は、教員に直接依頼します。
AO入試の出願時期は集中しますので、教員も多忙です。

 

教員に紹介状を依頼する際に行ったこと
  • 募集要項をプリントアウトして開封無効等注意事項にマーカーする
  • 指定様式があればフォームを印刷(URLも記載)
  • 受け取りたい日付のメモを付ける
  • 名前を記入したクリアフォルダーに上記一式入れて依頼する

 

 

9月から出願準備を行うことが多いと思いますが、8月に受験した英語民間試験の結果が出るタイミングでもあり、もしスコアが上がった場合は、調査書を書きかえてもらわないといけません。

ギリギリのタイミングで教員に依頼するのはトラブルの元でもあります。
全てのスコアが出揃ったタイミングで依頼すると教員の手間が省けて良いと思います。

 

 

無事合格♪ 併願校の入学辞退手続き

3校に出願し、全て合格をいただくことができました。
合格発表は、第3→第1→第2志望校の順番でした。

第3志望校の入学手続き期限は合格発表から1週間以内(厳しい)でしたので、第1志望校の合否発表を待たずに手続きしました。

入学金20万円+半期分の授業料他=80万円ほどを振込みし、席を確保(笑)

銀行窓口での振込のみというシステムはどうにかならないものでしょうか?
陸マイラーとしてはクレジットカード決済したいところですが・・・

 

その後無事第1志望校から合格をいただけましたので、第3志望校の入学を辞退させてもらうことになりました。

入学手続き諸々は全てオンライン上で完結しましたが、入学辞退届は大学へ電話して取り寄せました。

1月に入学辞退届を郵送→5月に入学金を除いた金額が口座に返金されました。

入学金20万円は戻ってきません・・・

 

これは国立大学と併願した場合でも同様なので止むを得ません。
止むを得ませんが、20万円は大きい・・・(ハワイに行かれる・・・涙)

 

 

終わりに

娘は英語圏の帰国子女でもなければ、インターに通っていたわけでもありません。日本生まれ、育ちのいわゆる純ジャパです。たかが1年間の留学を経験しただけなので、英語力はそこまで高くありません。

受験した3校全てから合格をいただけたことは本当にラッキーでした。
娘の努力の賜物だと思います。

 

現在進学した大学では、オンライン授業のみの悲しい現状となっていますが、ハーバード大学など有名大学の授業を受講できるオンラインならではのメリットも感じています。
帰国子女やインター出身者、ハーフのお子さん達と切磋琢磨して学んでいます。

オールイングリッシュの授業についていくのはなかなか大変ですが、熱望した学部で学べて充実しているようです。

 

大学定員厳格化で大学入試が一層厳しいものになったことから、2020年度娘の高校では指定校推薦を利用するお子さんが非常に多かったです。
また、安全圏狙いで1つ下のレベルの大学を狙う子も増えました。

大学入試は年々多様化しています。
過去問に強いお子さんなら、対策に時間を要するAO入試でなく、一般入試のみに集中した方が効果的な場合があります。

AO入試の合格率は50%以下、決して簡単なものではありませんが、合格のチャンスを広げる選択肢の一つとして検討されてはいかがでしょうか?

 

コロナ禍でオープンキャンパスが開催されなかったり、英語民間試験をスムーズに受験できない状況下ではありますが、全ての受験生の健闘を祈っています!

 

次の記事は、SATやIELTSのスコアを大学へ直送する方法を説明します。
(大学へスコアが届かず焦ったのは私です・・・)

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