2024年9月に滞在した「セントレジス バンコク」の宿泊記をお届けします。
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セントレジス バンコクに決めた理由
81歳の高齢の母連れの旅。
母は高級ホテルとは無縁、最後の海外旅行ということもあり、素敵なホテルに宿泊したいと思っていました。
バンコクのホテル代はまだお安いとはいえ、今回は4泊するため、できればマリオット系ホテルのポイント宿泊で節約したいと考えていました。
バンコクにはマリオット系ホテルが沢山あるので選択肢が多いのは嬉しいですが、その分迷いますね。
セントレジスバンコクの口コミは上々、全室バスタブ付、また朝食が充実していることから前半2泊はセントレジスバンコクに決めました。
セントレジス バンコク 概要
「セントレジスバンコク」は、バンコクサイアム地区にあるマリオット系の5つ星ラグジュアリーホテルです。
2011年オープンのホテルですので、新しくはありませんが、手入れが行き届いており、老朽化は感じませんでした。
クラブラウンジはありませんが、24時間利用できるバトラーサービス付き。
洋服のアイロンやいつでもコーヒーや紅茶をいただくことができます。
そして、イブニングリチュアル・シャンペンサーべリングというものがあり、毎日18時にセントレジスバーのテラスでシャンパンが振る舞われます。
シャンパンタイムは、18時きっかりに始まり、数量限定のようです。
スタッフもおっしゃっていましたが、すぐに無くなるので早めに行ってくださいとのこと(我が家は利用することはありませんでした)
アクセス
スワンナプーム空港から車で45分程度
BTSスカイトレインの「ラチャダムリ駅」に直結。
改札を出たところにホテルの入り口があります
バンコクは渋滞がひどいので、BTS直結はポイント高いと思います。
とはいっても、今回は車を使うことが多かったため、BTSは一度しか利用しませんでした。
住所:159 Rajadamri Road サイアム バンコク
電話番号:+66 2-2077777
メールアドレス:Stregis.Bangkok@stregis.com
「セントレジスバンコク」は大通りから少し入ったところにあり、大通りを10分ほど歩いた場所に「セントラル・ワールド・プラザ」というそこそこ大きなショッピングモールがあります。
ホテル→モールへの道のりは夕方から大渋滞しますので、タクシーやトゥクトゥク利用はおすすめしません。
反対にモール→ホテル方面は空いていますが、タクシーやトゥクトゥクを探す間に歩いてしまえ!と思うような距離です。
BTSスカイトレインのラチャダムリ駅から一駅隣のサイアム駅には、大きなショッピングモール「サイアム・パラゴン」があります。
ホテル周辺については旅行記1日目でご紹介しています↓
マリオット プラチナ会員 特典
「セントレジスバンコク」のプラチナ会員特典は下記の通りです。
- ウェルカムギフト
・レストランでの朝食(会員+1名)
・1,000ポイント - 16時までのレイトチェックアウト(空室状況による)
- 客室のアップグレード(空室状況による)
- シャンパンサーべリング
- カクテルとカナッペのサービス(毎日17時~22時)
- 無料プレスサービス(1名2枚まで)
- その他レストランやスパの割引
セントレジスバンコクに決めた最大の理由は「朝食が充実している」という口コミから。
ホテルの朝食は大好きなので、大きな決め手となりました。
そして、クラブラウンジはないものの、毎日17:00~22:00の間にセントレジスバーかお隣のザ・ドローイングルームでアルコールと日替わりカナッペをいただくことができます。
観光から戻り、夕食までの間、バーでまったりできるのはとても良かったです。
客室の種類
「セントレジスバンコク」の客室はスイートルームが多く、全てバスタブ付。
一番下のスタンダードの客室でも44㎡以上というゆとりがある造り。
(㎡数の幅があり、当たりハズレは大きいかもしれません)
- スタンダード 44-74㎡
- シティビュー 44-65㎡
- ゴルフコースビュー 48-52㎡ ⇦予約した客室
- 1ベッドルームジュニアスイート 80-90㎡
- グランドメトロポリタンスイート 79-89㎡
- 1ベッドルームスイート 103-112㎡ ⇦アップグレードされた客室
- 1ベッドルーム大きめのスイート 152㎡
- 2ベッドルームスイート 112-155㎡
- 2ベッドルーム大きめのスイート 170㎡
- ロイヤルスイート 250㎡
- 3ベッドルームペントハウススイート 800㎡
※プラチナ会員のアップグレードは最大で1ベッドルームスイートまでとなります。
我が家は1人1台のベッドに寝たいという希望があったため、ゴルフコースビューのツインベッドを予約しました
ツインの設定はゴルフコースビュールームまでです。その上のスイートは全室キングルームとなります。
チェックイン
ホテルに入った瞬間から良い香り~
そして、スタッフがこれでもか!と沢山いて、チェックイン?と聞く方、同時に荷物を運ぶ方、エレベーターへ誘導する方ととにかく手際が良いと言いますか、あれよあれよとレセプションフロアの12階へ誘導されました笑
12階でエレベータを下りるとレセプションがあります(右側)
レセプション前のエレベータで客室階へ移動します。
客室へ行くにはレセプション階での乗り換えが必要となります。
冷たいお茶をいただきながらチェックイン
後述しますが、チェックインでは紆余曲折あり、結果的にアップグレードされたスイートルームに滞在することになりました。
客室の最終チェックのため、10分ほど時間がかかるということで、セントレジスバーへ。
セントレジスバー
プラチナ会員以上の特典で、毎日17:00~22:00の間にセントレジスバーで飲み物とカナッペをいただくことができます。
3名でしたが全員利用できました。
「The St. Regis Bar」はアフタヌーンティーに定評があり、テーブル席が沢山あります。
とてもゴージャスで素敵♪
目の前はゴルフコースビュー
スナック類がサーブされました
初日はピニャコラーダ風のモクテルとミニバーガーをいただきました
こちらのドライパイナップルがとても美味しかった
2日目はこちらのモクテル
カナッペはソテーされたサーモン
日が暮れるとセントレジスバーはかなり照明が暗いです。メニューが読めないレベル・・・笑
美味しい飲み物とカナッペを楽しめる至福の時間を過ごしました。
1ベッドルームスイートの客室
客室階のエレベーターホール
新しいホテルではありませんが、古さは全く感じません
アップグレードされたスイートルームは、高層階に位置する112㎡の客室です。
セントレジスバンコクのスイートルームは、広さもレイアウトも様々なようです。
ドアを開けたとたんに長い廊下があり、わぁー広い~という第一印象。
廊下には大きな鏡がありまして、サプライズ~
母の誕生日前でしたので82はフライングでしたが、ありがとうございます!
(ちなみにホテルには「80歳超えの恒例の母連れの記念旅行」と伝えてありました)
廊下には個室のトイレがあります
3名利用なのでトイレが2つあるのは嬉しい
リビングルーム(エキストラベッドがあるとせっかくの雰囲気が台無し・・・)
手前にダイニング、ソファ、書斎デスクがあり、奥が寝室とウェットエリア
寝室から見たリビングルーム(申し分ない広さ)
書斎デスク
ダイニング
ウェルカムフルーツとスイーツが用意されていました
寝室のベッドにはサプライズ!
カードとスイーツが準備されていました!ありがとうございます♪
ウェットエリアも広々(個室トイレとシャワーブースあり)
ダブルシンク
アメニティなどは一通り揃っています
リクエストしたヘアアイロンも準備されていました
スリッパはふかふか
母のお祝いに用意されたスイーツは、なんとスイカをケーキに見立てたものでした。
この形に整えるの大変だと思う!
(フルーツ大好きなので嬉しい)
夕食から戻った際、バトラーにアイスジャスミンティーをお願いし、一緒にいただきました。
(南国タイの飲み物はほとんど加糖。ジャスミンティーもガムシロップ付)
(ちょっとした?)トラブル
前述通りチェックインから始まり、ちょこちょことトラブルがありました・・・
(大半はスピーディーに解決しました)
その1 リクエストが通っていない&エレベーターホールの音量に悩まされる
(1ということは2もある。何なら5まであります・・・)
そもそも1人1台のベッドで寝たいため、ゴルフコースビュールームのツイン+エキストラベッドを予約しました。
事前にアプリからチェックインすると、キングベッド1台のスイートルームにアップグレードされていました。
アップグレードはとても有り難いのですが、ベッド3台を希望していたため、チャットから希望を伝えました。
「スイートではなく、ツインルームにエキストラベッドを準備します」と回答がありました。
チェックイン当日、「スイートルームをご用意しています」とフロントスタッフに言われました。
いえいえ、アプリから上記リクエストをしていると説明すると、(既に母のサプライズ等スイートルームに準備済だったのでしょう)ツインルームにエキストラベッドはとても狭いとダメ出し(知っているし、承諾済)、スイートルームならすぐに入室できるが、ツインの部屋は入室まで時間を要すると案内されました。
家族が「ベッド1台で良いよ」と言うので、アップグレードされたスイートルームを利用することに。
スイートルームの感想は前述通り。確かに広いし、素敵でした。
元々エキストラベッドは私が使用するつもりでした。背の高い息子には無理があるので。
結果的にキングベッドには、母と息子で寝ることになりました笑
ベッドは広いですが、息子の寝相が悪く、母はあまり眠れなかったと(そりゃそーだ)
そして、エキストラベッドは写真の通りリビングに設置されていました。
エレベーターホールすぐの部屋だったのですが、室内は長い廊下があるにもかかわらず、客室外の廊下で流れている音楽がとても気になりました(夜でも結構な音量で流れている)
一旦寝たものの、バイオリン?の演奏が聞こえる!と夜中目を覚ましました。
外かと思ったら、エレベーターホールから聞こえる音楽。
夜中にチャットして、エレベーターホールの音量を下げるようお願いしました。
すぐに対応をしてもらえましたが、翌日にも同じお願いをしなくてはならず結構なストレスでした。
音に関しては私が敏感ということもありますが・・・
結論から言うと、やはり1人1台のベッドで寝たい!は譲れない条件でした。
その2 お風呂の栓が閉まらない
セントレジスバンコクに決めた理由の1つはバスタブがあるから。
しかし、バスタブの栓が外れており、何度試しても閉まらない。
バトラーを呼び、修理してもらいました。
その3 早朝4時にテレビが点灯!
早朝4時にリビングと寝室の両方のテレビがオンになりました。
音楽に起こされ、寝ついた頃に今度はテレビがつくという・・・
バトラーとの雑談でテレビのことを話したら、「すぐにエンジニアに点検させる」と点検してくれたら、なんとタイマーがセットされていたとのこと。本来ハウスキーピングの際にチェックするべき案件・・・
その4 アメニティーが人数分ない
チェックイン時は問題なかったのですが、翌日のハウスキーピング後は2人分のアメニティしか準備されておらず。
歯ブラシは前日のものを使用しても構わないのですが、全て片付けられており2本しかない・・・
バトラーを呼びました・・・
その5 身に覚えがない請求
エキスプレスチェックアウト後、次のホテルへ移動しました。
明細はすぐに登録メールアドレス宛に送られてきました。
「Redemptions 2万円」という身に覚えがない請求が記載されていました。
既にチャットが利用できなかったのでメールで連絡。1週間経っても返事が来ず、再度メールを送りやっと返信がきました。
明確な回答はありませんでしたが、「その費用はこちらで負担します」と一言。
えっ、私が払うべき費用なの???
今回ポイント+キャッシュで予約したため、チェックイン時に、キャッシュ部分とエキストラベッドの追加料金の説明があり、金額の提示もされ、承諾していました。それとは別の請求です。
モヤモヤしましたが、それから2週間以上経って、クレジットカードに返金処理されました。
たった2泊でしたが、色々なことがありすぎました笑
海外ホテルなので完璧は求めませんが、正直ちょっと疲れました・・・
最後は毒多めでしたが、次の記事では充実の朝食をご紹介します。