上海旅行記⑫ 日本人駐在員が住む古北エリア

南路西路を散策後は、同じ駅名「南京西路」なのにかなり離れた場所にある12号線の駅まで歩き地下鉄に乗る。
切符(カード)を買い、荷物検査を通る(上海は地下鉄も荷物検査あり)
あ~懐かしいわ。
「荷物検査はいつも無視していたよねぇー」と子ども達(教育上悪い・・・)

※地下鉄の荷物検査はスルーして問題なかったので・・・

地下鉄駅にはこんな日本式の自動販売機がありました。
私が上海にいた頃はお菓子の自動販売機はあったけど、ドリンク類は見かけたことが無かった。現金はもちろん交通カードで支払いできます。
(念の為ですが、上海市内の治安は良いです)

何の違和感もなく地下鉄に乗り、10号線に乗り換え。
我が家が住んでいた最寄り駅【伊犁路站】で降りる。

地下鉄10号線は新しくできた路線で、虹橋空港、上海動物園、交通大学、新天地や豫園まで行かれるのでとても便利なのです。我が家はこの10号線が最寄り駅で徒歩2分ほどのマンションに住んでいました。

駅を降りると 「高島屋あるかな?」「あったー まだ高島屋あるよー」

お店の入れ替わりが激しい上海で生き残っていた高島屋!
香港の糖朝とシンガのTOAST BOXはなくなり、大型マックに変わっていました。
高島屋のデパ地下のお店はほとんど変わらずドンク健在♪
懐かしいー ここで食べたねーー あそこのハンバーガー美味しかったーーーと
子ども達テンションアップ(食べ物ネタばかり)

※残念ながら、2019/9現在、高島屋は中国から撤退しました・・・

高島屋を出ると目の前に我が家が住んでいたマンション!!
じゃじゃーん!

警備員に引き留められるかドキドキしながら門をくぐる。
自分たちが住んでいた棟の前に行くと「ニーハオ!!!」と声をかけられる。

エッ???

なんとお隣の棟の服務員(言い方変えるとコンシェルジェ)に声をかけられた。
(私が住んでいたマンションは各棟服務員がいて、オートロックなので住人が帰って
くるとドアを開けてくれて、エレベーター(カード式)の住居階のボタンを押してくれるのです。服務員は誰が何階に住んでいるか把握しています。さらに宅急便を受け取ってくれたり、荷物を運んでくれたり。鍵(カード)を持っていない子ども達が先に帰宅したときは、服務員がマンション内に入れてくれて、1階のロビーで待たせてくれたりと何かとお世話をしてくれる方なのです)

自分が住んでいた棟の服務員が休憩するときは隣の棟の服務員がヘルプしてくれるので
当然隣の棟の服務員とも顔見知りになるのです。

当時の隣の棟の服務員が私達親子に気づいたのです(彼女はまだ同じ棟の服務員をしている)

「ニイハオニイハオ、あんたたち○号棟に住んでいたね。日本に帰ったよね?」と言われる。

「旅行で来たんです~3年ぶり」
子ども達を見て「大きくなったねーーー」と。

残念ながら私が住んでいた棟の服務員は引退してしまったけど、顔見知りに会えたのはとても嬉しかった。自分の故郷に帰ってきた感じです(笑)

上海のマンションは1フロア1-2戸しかなく、エレベーター1基という造りが多いので、エレベータを降りたら、自分の家とお隣さんだけ(2戸の場合)

1戸のマンションの場合は、エレベーターを降りたら、靴箱があったりするのですよ(笑)エレベーターを降りた瞬間から自分の家という感じです。

今頃マンション名解禁・・・笑

懐かしの黄金城道遊歩道へ。
日本人駐在が多く住む上海古北エリア。こちらは新しくできた通称「古北Ⅱ期」と呼ばれています(Ⅰ期はカルフールがあるエリアのこと)
毎日のスクールバス、買い物に習い事、何度となく歩いた道。
スーパー、パン屋さん、銀行のATM、夫と息子行きつけの美容院、休みの日のランチしたカフェなどもう懐かしくて懐かしくて。コンビニを散策したり、懐かしのタピオカミルクティーを飲んだりして想い出にどっぷり浸りました。

お店の入れ替わりが激しい上海、この通りも然り。
新たにスタバとカルフールミニがオープンしていたので、ますます便利になっているのかもしれません。

桜も~♪

日本人らしき母子と遭遇すると自分たちの姿と重ねる。習い事、病院の帰りかな???
大変なこともあったけど、便利で住みやすかった。良いことしか思い出せない。
上海生活はとても楽しかった♪♪

と余韻に浸りつつ、地下鉄で新天地へ戻りました(笑)

大きく変わっていた点は、上海の街の至るところにレンタル自転車がありました!
台湾にもよくあるけど、ちょっとした距離を乗りたいときに便利だろうなぁ。

 

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